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創価学会の戒名

創価学会の戒名

上記の写真は、日蓮正宗と離別後の創価学会の位牌である。その特徴は、「妙法 ○○○○之霊」(○○○○には故人の氏名)という戒名だ。

戒名

そもそも戒名は、仏弟子となった者の名前である。したがって日本仏教では、出家した者の名前であった。つまり日蓮もまた戒名なのだ(日蓮宗では、仏弟子を強調するために法名という)。

後に、天皇を退位し出家した者を○○院と尊称するようになって、戒名に各ができ、戒名代という下衆話な問題となっていく。ただし宗派によらず、多額の戒名代を要求するところは皆無である(あっても手数料程度である)。俗に言う戒名代は、あくまでも喜捨・寄付なのだ。

だから宗派によっては、戒名本来の意味すなわち仏弟子の名前であることを重視して、一週間ほどの研修会に参加することで、最高位の戒名を与えている。檀家向けではあるが、研修会で仏の教えを学んだことを持って、仏弟子となったと認めるというわけである。

戒名に「霊」は非常識である

戒名は、仏弟子の名前である。したがって「霊」を使うのは非常識なのだ。何故なら仏教では、「霊」の存在を否定するからである。厳密には無記説といい、死後を考えるのは無駄として切り捨てるのである。

日本仏教で、最も霊魂を認めている真言密教でも、中有という言葉を用いて、霊魂ではないことを明示しているのである。もちろん僧侶が、説法の中で霊魂という言葉を使うことがあるが、あくまでも世俗的思考の持ち主である在家向けの発言なのである。

そういうわけで創価学会が戒名に「霊」を使ったことは、仏教史上では、画期的なことなのである。(法華)神道の影響を受けて、霊魂を肯定したのだろうか?

また創価学会の過去帳には

・十四日 宗祖御父 妙日尊霊 正嘉二年二月
・十五日 宗祖御母 妙蓮尊霊 文永四年八月

と書いてあり、日蓮の父母を「霊」としているのである。位牌・戒名だけでなく、日々勤行に使う過去帳に記載しているので、「霊」に違和感はないのだろう。

ただし教学本では、日蓮正宗時代の教学を引き摺っているで、また実体のある(不変の)「霊魂」は否定している。しかし早晩、改訂作業が進めば、「霊」を使うことになるのだろう。

戒名は要らないというのであれば、「霊」を使わずに、氏名だけで良かったと思われる。なお最近では、「霊」を使わなくなったとも聞くが、それはそれで創価学会の教学が、たかだかインターネットで批判されただけで変更してしまえるほどのものであることを示しているだろう。

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