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学会に冷や水浴びせた中国側 功績讃え竹入氏を招いて懇談

(11月26日・迎賓館)

だが、こうした創価学会の思惑(おもわく)とは裏腹に、中国側は、今回の江主席の訪日に際し、創価学会に対し冷や水を浴びせかける行為に出た。

創価学会が、現在、「忘恩の徒」「裏切り者」「背信者」「大ウソ付きのペテン師」などと口を極めて罵(ののし)っている竹入義勝元公明党委員長を、小坂善太郎元外務大臣、二階堂進元官房長官らとともに、日中国交正常化に寄与した人物として迎賓館に招き、江主席との懇談の席を設けたのである。

池田氏との懇談に先だって行なわれた竹入氏らとの懇談の席上、江主席は、

「周恩来首相は生前、水を飲む時に井戸を掘った人を忘れてはいけない、と言った」

などと発言、日中国交正常化や日中平和条約の締結に寄与した、竹入氏らの業績に感謝の意を表した。

この席で竹入氏は、江主席に対し中国の経済状況について質問。これに対し江主席は「人民元の安定に努めている。内需拡大によってこの困難を解決できると信じている」と答えている。

創価学会ならびに公明は、竹入氏が『朝日新聞』紙上に連載した政界回顧録の中で、日中国交正常化の過程で果たした自らの役割に言及するや、『聖教新聞』紙上に中日友好協会の副会長や深■大学の前学長などを登場させ、日中国交正常化は池田氏の功績だと発言させる連続特集を掲載。

その一方で、『公明新聞』に連載した「竹入義勝の謀略と欺瞞(ぎまん)」の中で、渡部一郎、黒柳明、大久保直彦、二宮文造の各元副委員長に、

「恐るべき『日中』私物化」

「大物≠ヤるため周総理夫妻すら利用」

「周総理発言をねつ造=v

「一族であきれた中国放蕩(ほうとう)旅行」

などの見出しで、竹入氏の日中国交正常化で果たした役割を否定するキャンペーンを繰り広げた。

だが、江主席は竹入氏を迎賓館に招き、周恩来首相の言を引いて、その功績を讃えた。

しかも中国大使館によれば、竹入氏と江主席の会談は、中国側の招待によるものだが、池田氏と江主席との会見は、創価学会の強い申し入れによって実現したものだという。要するに、竹入氏は呼ばれたのだが、池田氏は押し掛けたのである。この事実は、中国政府が竹入氏に「あなたは日中国交正常化に寄与しました」とのお墨付きを与えたに等しい。

「日中国交正常化は俺の功績であり、竹入は俺の使い走り、と考えている池田さんは、竹入さんの功績を認めることがイヤで仕方なかった。だから、徹底して竹入さんの日中国交正常化についての功績を否定する挙に出たんだが、本家本元の江主席が竹入さんの功績を評価したことの意味は大きい。池田さんも江主席と会見したにはしたが、竹入さんが会ったことで池田氏の面目は丸潰(つぶ)れとなった。」(先述の元池田側近幹部)

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