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公明議員が図書館に圧力 創価学会批判本「どのように選定」

(「しんぶん赤旗」 2001年5月29日)

東京・中央3月区議会 人事異動も要求

東京の日本共産党中央区議団(まりこ勝彦団長、五人)は二十八日、中央区教育委員会にたいし、「図書館の自由と言論出版の自由を守ることについての申し入れ」をおこないました。申し入れは、公明党の佐藤孝太郎区議が三月区議会で、区立図書館三館の蔵書に創価学会を批判した書籍があることを非難し、図書館職員の人事異動を要求したことにたいするものです。西田時夫教育長、出竿恒夫教育次長らが応対しました。

「言論の自由守れ」 共産党が区教委に申入れ

佐藤公明党区議の質問は、三月二十三日の区議会予算特別委総括質疑で、(1)区立図書館のコンピューターシステムで図書を検索すると、創価学会を批判した本が何冊もある(2)図書の選定は、だれがどのようにおこなっているのか(3)図書館の職員の人事異動が適切におこなわれているのか、適切な人事異動をしていただきたい――というもの。

申し入れで日本共産党区議団は、公明党区議の発言が「図書館の自由」「言論出版の自由」の立場からみて、見過ごすことのできない重大な問題を含んでいると指摘し、不当な介入、干渉、圧力に屈することなく「図書館の自由」を固く守るよう要請しました。

西田教育長は、「『図書館の自由に関する宣言』は重々承知している。この精神で図書館の運営をおこなっており、図書の選定も恣意(しい)的に選ぶものではない。職員の異動も区の職員配置全体の中で決めている。申し入れの内容は、教育委員会の委員に渡し、十分に対応する」と述べました。

大田でも昨年

公明党区議が図書館から創価学会批判本を排斥しようとした動きは、昨年三月十三日の大田区議会でもありました。

同党の田口仁区議が総括質問のなかで、「大田区の全図書館から排除してもらいたい」と、『週刊新潮』『週刊文春』『文芸春秋』の三誌の排除を要求する言論抑圧発言をおこない、問題になりました。名指しされた雑誌が、「田口議員がやったことは紛れもない言論弾圧」(『週刊文春』)と批判の記事を掲載するなど、政権入りした公明党の危険な“焚書”(ふんしょ)の動きとして波紋をひろげました。

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