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「パトロン 池田大作」と刻印された団体が与えた「世界桂冠詩人」称号

(『カルトとしての創価学会=池田大作』古川利明著 第三書館)

「パトロン 池田大作」と刻印された団体が与えた「世界桂冠詩人」称号

スリニバスが池田に「世界桂冠詩人」を与えた理由として、客観的な立場から見て池田の詩が優れているという評価を下したというよりも(もちろん、スリニバスは池田の詩を「池田SGI会長ほど私の心を打った詩人はいない」と絶賛しているが)、池田に対する盲目的ともいえるスリニバスの“個人崇拝”を、会の運営活動に対するSGI、つまり、池田大作が世界詩歌協会のサポートを本格的に始めたのは、いまから10年ほど前からだという。

「この10年間は、イケダとSGIは私たちの活動をよく助けてくれた。特にSGIで渉外を担当しているコセキ・ヒロフミは私たちが毎月、発行『ポエット』を東京のSGIに送り、それをコピーしたものを合計で3百部ほどになるが、世界中にあるSGIの組織を使って、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパ、アジアなどの大学などに贈ってくれている」

こうしたスリニバスの池田への“思い”を代弁するように『ポエット』には池田の英訳の詩が掲載されているほか、1993年には『POET IKEDA』なる詩集を発行(ちなみにこの詩集の奥付には、「創価学会の協力で日本で印刷」と記されている)しているほか、翌94年にも表紙に池田の写真を載せ、『WORLD POET IKEDA』というタイトルで、一般のメンバーの詩を集めたアンソロジーを出している。2000年1月には『WORLD POETRY:2000』なる詩集を出しているが、ここでも扉には池田の写真と、池田を讃えるスリニバスの序文が掲げられ、一見したところ、“池田大作詩集”の様相を呈している。

興味深いのは、こうした『ポエット』をはじめとする世界詩歌協会で出している詩集には、はっきりと「パトロン 池田大作」の“刻印”がなされていることだ。

芸術家の「パトロン」と言えば、精神的な励ましだけでなく、通常、資金提供も行っているとみるのが常識である。「あなたは池田大作から直接、カネをもらっているのか」との筆者の質問に、スリニバスは「それはない」ときっぱり否定した。

が、しかし、その一方で「SGIのコセキ・ヒロフミ(※おそらく創価学会国際室の小関副部長を指していると思われる)は我々の“associated director”(※しいて日本語に訳すと、「共同運営者」といったところだろうが)だ」と明言している。

少なくとも、仮にスリニバスに対して学会サイドからの直接的な資金提供(具体的にはキャッシュを手渡しするなど)がなかったにせよ、「世界桂冠詩人」を池田に与えた理由の1つに、はっきりとスリニバスは「彼はパトロンとして私たちをサポートしてくれている」と感謝の言葉を述べているように、世界詩歌協会の活動に創価学会(SGI)が、「共同運営」の形で深く関わっているのは疑いようもない。

前にも述べたように、93年に出版された『POET IKEDA』は、奥付に書かれているように、「創価学会の協力で日本で出版している」わけだし(おそらく印刷代は創価学会が負担していると思われる)、池田大作のこうした「パトロン」としての支援の見返りに、「世界桂冠詩人」の称号が与えられた、とみるのが自然だろう。

それを「池田大作本」などでは、あたかも権威ある第三者的な国際的な詩の団体からの公正な「顕彰」として大々的にうたっている。

ちなみに、スリニバスと池田大作の蜜月な関係は、狭い詩の世界という「その筋」では非常に有名な話だという。

『ポエット』に作品を掲載されたことのある日本国内の詩の愛好者の1人はこう話す。

「ここで池田大作自身がパトロンと名乗っているように、彼はこれを足掛かりにして、ノーベル平和賞を取りたいと思っているのではないか。それで世界詩歌協会にカネをつぎ込んでいるのではないか、という噂はしょっちゅう耳にします。『ポエット』は最近、あまりにも創価学会の色が強すぎるんで、日本人の中にはここへの掲載を拒否している人も多く、他のところに投稿先を変えている人も多いですね。あと、スイスで発行されてい詩集でも、同じように池田がパトロンになっているものもありますし」

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