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≪「土台人」関与か≫ 親族“人質”の在日朝鮮・韓国人

(産経新聞朝刊 平成15年2月11日)

特定失踪者問題調査会の荒木和博代表は、失踪が拉致と疑われるケースについて、「土台人」といわれる在日朝鮮・韓国人が協力している可能性を指摘した。

「土台人」とは、工作活動の基盤や足がかりになる人物のことを指す。北朝鮮工作員は北朝鮮出身か北朝鮮に親族が暮らす在日朝鮮・韓国人の中から対象者を選定し近づき、その親族らの身の安全と引き換えに任務を強要して協力者に仕立て上げる。取り込まれた人々が、土台人となる。

主な任務は、(1)工作員へのアジトの提供(2)拉致対象の選定(3)工作員の密出入国の手助け−など。失踪者が消息を絶った地点は、日本海側など北朝鮮工作員が不法に出入りするための接岸ポイントに近いケースも多い。

警察庁が認定する十件十五人の中にも、土台人が拉致に関与したケースがある。

東京・三鷹市役所警備員の久米裕さん=失踪当時(五二)=を北朝鮮に拉致したとして、警察当局が先月、国際手配した北朝鮮工作員、金世鎬容疑者(七四)は在日朝鮮人(六三)に対し、「言うことを聞かないと、共和国(北朝鮮)にいる親族のためにならない」などと脅し、配下に取り込んだ。

この在日朝鮮人は指令通り、久米さんを石川県・宇出津海岸に連れ出し、工作船で迎えに来た工作員に引き渡した。

また、大阪の中華料理店員、原敕晁さん=同(四三)=を拉致した北朝鮮工作員、辛光洙容疑者(七三)も日本に潜伏中、在日朝鮮人数人に近づき、北朝鮮で暮らす親族の写真を見せるなどして協力者に仕立て上げ、原さん拉致や対南(韓国)工作、自衛隊の情報収集などの活動に従事させていた。

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