Make your own free website on Tripod.com

三星電子の北側パートナーである朝鮮コンピュータセンター

【三星電子】
現在はサムスンの社名で知られている韓国企業。

(連合ニュース 1999年12月4日)

三星電子が2日、5つの部門での南北協力事業を推進することを発表し、南北朝鮮の単一ワードプロセッサーを共同開発するよう決定、北朝鮮の朝鮮コンピュータセンターと、この業者のソフトウェア開発水準に関心が集まっている。

朝鮮コンピュータセンターは北朝鮮の代表的なコンピューターソフトウェア開発業者であり、さる90年10月、在日朝鮮人総連合会(朝総連)の支援を受け、平壌市萬景台区域に設立されたコンピューター総合運用機関だ。

この業者は北朝鮮コンピューター部門では最もぼう大な規模である2万3千余平方メートルの建坪に電子計算機室、機械操縦室、計算機模擬室、画像処理室、コンピューター技術講習所を備えており、傘下に電算部品・ソフトウェアなどの対外交流業務を掌握する子会社の「新興会社」まで置いている。

中国の北京には支社をおいている。三星側は今後、李知事と接触しながら協力していくと発表された。

現在、北京には1〜2人の朝鮮コンピューターセンター職員が常駐しており、ソフトウェア開発装備もだいぶ不足した状態だが、三星側の支援を受けて施設を拡張する予定であることが確認されている。開発人材も平壌の朝鮮コンピューターセンター本社から大量に派遣されるものと見られる。

800余人が勤めている朝鮮コンピューターセンターは、優秀な人材確保のために北朝鮮内の秀才級の人材を優先的に選抜できる権限があることが伝えられている。

この業者は△経済各部門の電算化を実現して△ソフトウェア技術を開発、発展させて△コンピュータ業者間の技術交流を促進すると同時に△人材養成機関の役割を遂行している。この中での主要な業務はソフトウェア開発部門だ。

朝鮮コンピューターセンターが開発した代表的なソフトウェアには、服生地の文様を設計する「チョン模様設計体系」、疾病診断システムの「医療奉仕体系」、「高麗寝具体系」をはじめとし「指紋検索体系」、「電子出版体系」などがある。

さる94年初めには「平壌書体プログラム」と「生産工程自動化プログラム」、「経営管理および計算事務処理プログラム」を、最近には「国内コンピュータネットでの発明および特許資料検索体系」と「心電図自動診断体系プログラム」などをそれぞれ開発したことが伝えられている。

朝鮮コンピューターセンターではこれ以外にも新聞、雑誌、出版システムとアニメーション映画および各種の図案の製作をそれぞれコンピューター化するプログラム開発にも力を傾けている。

このようなソフトウェア開発技術は三星との協力事業にかなりの助けになると考えられている。

また北朝鮮のゲーム産業は世界的な水準に達したと伝えられており、金正日党書記・労働党総秘書も青少年らの頭脳開発のためにゲームを奨励しているという点で、ゲームソフトウェア開発もやはり相当な成果を上げる可能性が大きい。

一例として、朝鮮コンピューターセンターで開発したオンライン囲碁プログラム「ウンピョル」は昨年、FOST杯世界コンピューター囲碁大会で有名な囲碁プログラムを勝ち抜き、1位を獲得することもあった。

南北朝鮮の単一ワードプロセッサー開発は、お互いのキーボード配列を合せるところから始まり、正書法や分かち書きなどが論議されなければならないものの、経済的な実益を離れ、統一朝鮮のワードプロセッサー草案を用意する契機とすることができるという点で意義があることと観測されている。

Copyright(C)2002- 「日本専門」情報機関(日本の情報の収集と保存)