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NSAの対北朝鮮情報戦・北高位層の通話をことごとくチェック-南海岸の半潜水艇撃沈も通信情報把握の凱歌-

(Newsweek韓国版 2000/02)

千容宅・前国家情報院長が交替した事件は、情報を扱う高位公職者がどれほど「言葉」に気を付けなければならないかを見せる、痛恨の教訓だった。国家情報院長が大統領の政治資金を取り上げ論じて、野党議員に対する政治査察の論議沸騰を呼び起こしたことは、弁解の余地のない、明白な交替事由であった。しかし昨年12月15日、千容宅・国家情報院長がソウル地検への出入記者を呼んで話した発言「目録」には、当時のメディアが国益を考えて報道しない敏感な懸案がもうひとつあった。

当時、千院長は記者たちとの昼食懇談会で、北朝鮮の最高権力者がヨーロッパの某人とやりとりした、極めて私的な通話内容を「あたかもそばで聞いたように」誇らしくならべる。もちろん、大韓民国の国家情報院長がどのような手続きをふんで、あれほど敏感な内容の*垂**ッるようになったのかはわからない。しかし明らかなことは、当時の千院長が発言した内容をみるとき、北朝鮮の最高位層の通信を、どこからか「盗聴」しているという事実だ。

専門家らによれば、対北朝鮮通信情報、その中でも特に北朝鮮と第三国間の通信情報は、アメリカの情報機関の盗聴網を通さずには不可能らしい。もちろん韓国の情報機関が第三国の情報機関と開設したチャンネルから直接、通報を受けた可能性も排除できない。ともかく、対北朝鮮諜報に関しては、韓国の情報機関とアメリカの情報機関が緊密な協調を維持しているものの、私たち情報機関が、おもにHUMINT(スパイに依存する人的情報)に力を注ぐ反面、アメリカの情報機関はSIGINT(科学的装備を動員した信号情報)に強い。

一般の人々は、韓半島で行われるアメリカの対北朝鮮情報戦をCIAの作品だと考えやすいものの、少なくとも諜報活動に関する限り、「蟻一匹の動き」まで木目細かくチェックする主人公は別にいる。まさに米軍所属の情報機関だ。国家情報院が、キム・ヨンファン氏事件としてよく知れた「民主革命党(民族民主革命党)事件」を暴くようになった契機も、事実は韓米連合司令部所属の盗聴専門○○○部隊による通信情報の把握から始まった。しばしば北朝鮮は定着スパイを本国へ連れていったり、工作員を侵入させる時は半潜水艇を活用する。定着スパイと半潜水艦との接線時間および地点は無線通信を通じてなされる。○○○部隊が、まさにこの無線通信を傍受し、解析して政府に接線時間および地点の概略を通告してくることにより、海軍の照明艦が98年12月18日、半潜水艇を撃沈させることができたのだ。国家情報院は、撃沈された半潜水艇から民主革命党の糸口を確保、組織を掃討した。

もちろん米軍情報機関が韓半島で収集したあらゆる信号情報は、いったんワシントン近郊のメリーランド州にあるNSAフォート・ミード基地に送られ、分析、処理の過程をたどり「情報」として再生産される。したがって現在、韓半島で活動する米軍情報機関は「事実上」NSAの配下にいると見てもまちがいない。

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