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クッキー売ります

「クッキー売ります」といっても、「日本専門」情報機関がクッキー販売事業に乗り出すわけではない。運動としてクッキーを売ってみるのはどうだろうか?と問うているのである。

アメリカに行くと、小学生〜大学生に至るまで、クッキーを売り歩いている光景を良く見かける。アーモンド・チョコレートやチョコバー、あるいはパンケーキの場合もある。皆、自分たちのボランティア活動の資金集めの一環だ。

考えてみれば「自分たちはこれこれこういう素晴らしい慈善活動をしているから、是非、寄付して欲しい」と言われるよりも、「慈善活動資金を集めるためにクッキーを売っているが、買って貰えないか」といわれた方が、財布の口も開こうというものだ。誰だって、金を出すならクッキーを貰えた方が嬉しい。ちなみにマザー・テレサも、クッキーではないが金を稼いでいた。

とはいえ、アメリカのクッキー売りにも醜い部分もある。「良いことをしているのだから、少々高くても良いだろう」とか、「良いことをしているのだから碌に説明しなくても良い」だとか勘違いしているのも少なくないからだ。

クッキーの値段が店頭価格と同じなら良いが、二倍三倍の価格で売ろうとするのは何かおかしい。金銭のやり取りがある以上は経済行為なのだから、そこには互いが満足するものが必要ではないか? そもそも企業製品の持つブランドに対して、ボランティアというブランドで販売しようというのではないのか? それならば謙虚になるべきだろう。

また「ネットスケープを買うために購入費を集めている」なんていうのもいる。「ネットスケープは教育機関では無料で使用できるから、パソコンの購入費ではないか?」と尋ねると、狼狽して、ただ「ネットスケープを買わなければならない」と言い続ける。さすがに可哀相だとは思うが、やはりおかしいものはおかしいと言わねばなるまい。

どうも指導する大人の側に問題があるような気がする。ボランティアは素晴らしいことだが、だからといって他人に強要するものではないし、説明責任を果たさねばならないのは言うまでもない。しかし大人が、こうした当たり前のことを教えていないのが現状なのだ。

だから日本でも、運動としてのクッキー売りを呼びかけるのだが、経済行為として適正に成り立たせるということも忘れて欲しくはない。

クッキー売りのメリットを忘れていた。自分たちの活動費を自前で賄うことで、自分たちが望む運動ができること。クッキーにペーパーを付けることで、クッキーだけが目的の人にも自分たちの活動を知ってもらえること。などなどである。

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